シミの原因は「洗顔」?NG洗顔と正しい洗顔の違いとは

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シミの原因は「洗顔」?NG洗顔と正しい洗顔の違いとは

お肌に浮かび上がるシミは、気になる肌トラブルの代表格とも言えるでしょう。

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セルフケアで目立たなくすることが難しいため予防が非常に重要ですが、日常的なちょっとした動作が、実は「シミができやすいお肌」の引き金になっていると知っていますか?

今回は、シミの原因になってしまう「洗顔方法」について解説していきます。

新宿美容外科クリニック 皮膚科医 戸枝幹夫

記事監修者
新宿美容外科クリニック 美容皮膚科医

戸枝 幹夫

専門は美容皮膚科。脱毛やお肌の悩みについて、スタッフと連携しながら、常に新しい技術を探求して取り入れており、スキンケア分野で進化し続ける美容皮膚科医を目指している。
患者さまによって肌状態は様々であり、一般的に対応できるアプローチでも、場合によってはやめた方が良い場合も有るので、患者さまの抱える悩みをしっかり伺ったうえで、ベストな方法を提案するよう取り組んでいる。
コメント:治療のメリットだけではなく、デメリットも包み隠さずご説明しております。デリケートな悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。

洗顔がシミの原因になるって本当?

洗顔というと「お肌をきれいにする」、「汚れを落として、すっきりさせる」というイメージがあるのではないでしょうか。

お肌によさそうという印象があるかもしれませんが、実はそんな洗顔こそがお肌のダメージの原因になることがあるのです。

例えば、クレンジングを使っていったんメイクを落としたあと、さらに洗顔料でダブル洗顔するなど、過剰に洗っていませんか?

洗顔は「やればやるほど、顔がきれいになっていく」ものではありません。

過剰な洗顔は、お肌をバリアするために必要不可欠な皮脂まで落としてしまう可能性があります。

バリアが失われた状態が続くと、お肌はダメージに対して無防備な状態になってしまい、些細な刺激でも大きなダメージを受けてしまいます。

そして、気象庁によれば近年、どんどん紫外線量が増えているそうです。

つまり紫外線対策は非常に重要なものであり、高い意識でダメージ対策をしないと紫外線の影響を大きく受けてしまいます。

紫外線の影響を受けたお肌は老化を招き、シミの原因になってしまいます。

色素沈着を引き起こしてしまうほか、たるみやシワも招きかねません。

あなたは「NG洗顔」をやってない?チェックテスト

改善のためにもまずは、日ごろの洗顔を見直すところからはじめましょう。

次のチェックリストを参考に、現在の洗顔が間違っていないか確認してみてくださいね。

【間違っているNG洗顔のリスト】
◇クレンジングと洗顔をダブルで行っている
◇クレンジングには拭き取りメイクシートを使っている
◇クレンジング、洗顔ともにゴシゴシとこすっている
◇ポイントメイク落としも毎日使っている
◇クレンジングや洗顔がお肌に残っていることがある
◇40度以上の熱いお湯を使っている
◇1日の洗顔の回数が3回以上である
◇朝の洗顔も洗顔料を使い、しっかりと洗っている
◇スクラブも併用している

上記にひとつでも当てはまるものがあれば、洗顔のやり方を見直す必要があるでしょう。

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正しい洗顔とはどんな洗顔方法?

まず、絶対に守りたいポイントとして洗顔は「過剰にやってはいけない」という点が挙げられます。

「ごしごしこすってきれいに落とす」のではなく、「優しく洗う」ことを徹底してください。

お肌に手のひらを当てて洗うのではなく、手のひらが触れてしまうことのないように、泡だけで優しく洗いましょう。

洗い方だけでなく、洗顔の回数についても「過剰にやってはいけない」ことは変わりません。

毎日クレンジングと洗顔を両方行うのではなく、どちらも1回で済ませられるW洗顔不要アイテムを使いましょう。

メイクを落とすために拭き取りシートを使っている人もいるかもしれませんが、お肌の状態によっては使用をおすすめできません。

弱っている状態で使うとお肌をごしごしこすることにつながり、ダメージの引き金になってしまうためです。

同様に、スクラブのようにお肌の摩擦につながるアイテムもなるべく避けたほうがよいでしょう。

洗い流すときには、ぬるま湯か水を使ってください。

あまりに熱すぎるお湯は、お肌をダメージから守るために必要な皮脂も洗い流してしまう可能性がありますので使わないようにしましょう。

できてしまったシミをケアする方法は?

このように、間違った洗顔を続けているとお肌がダメージに弱い状態になってしまい、紫外線を受けた際にますますシミができやすくなってしまいます。

そしてシミは、いったんできてしまうとセルフケアで改善へ導くのが難しい傾向にあります。

と言うのも、ニキビなどの炎症と違い色素が沈着してしまうシミは、「治った」という明確な定義が難しく「目立たない状態にしていく」ことで精一杯なのです。

そしてセルフケアでは、どうしてもできることが限られてしまい、ケアが難しくなってしまいます。

「濃いシミがどうしても気になってしまう」というときには、美容クリニックへ相談することをおすすめします。

美容クリニックでは、注射やレーザーを使った施術によって、シミへ効果的にアプローチしていきます。

お肌の状態改善など、一人ひとりの状態を見極めながら最適な施術を提案しますので、まずはカウンセリングにお申し込みください。

まとめ

目立つところにできてしまったシミは、顔全体の印象を変えてしまい、老けたイメージにもつながりかねません。

日頃のちょっとした習慣が原因になってしまうため、今一度洗顔の方法を見直してNG洗顔をしていないか、正しい洗顔を徹底できているか確認しましょう。

できてしまったシミがどうしても気になってしまうときには、美容クリニックへ相談することでより気になりにくい状態へ導くことができますよ。

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