大人になってから悪い歯並びを治すのであれば、目立ちにくいマウスピース矯正がおすすめです。
食事や歯磨きの際には取り外せますし、装着感も良好な点が従来の装置とは大きく異なります。
ただ、マウスピース矯正にはいくつかの種類があり、治療を受ける医院によっても仕上がりが大きく変わるため、医院選びは慎重に行う必要があります。ここではそんなマウスピース矯正で失敗・後悔しないために、値段の相場や着目すべきポイントをわかりやすく解説します。
この取材で解ったこと
●マウスピース矯正はワイヤー矯正と較べて費用や生活のストレスなどメリットが多い
●マウスピース矯正ブランドの最高峰は「キレイライン」
●マウスピース矯正クリニックの最高峰は「あーすマウスピース矯正Lab」
クリニック名 | 料金 |
キレイライン矯正![]() 詳しくはこちら | 月々3,000円~ 初回22,000円お試し可能 2回目以降55,000円 ~ |
hanaravi![]() 詳しくはこちら | 月々4,700円~ 全額返金保証付き |
あーすマウスピース矯正Lab![]() 詳しくはこちら | 月々1,760円~ 総額98,000円~ |
歯科矯正とは
虫歯や歯周病の治療を行なう一般歯科とは異なり、歯科医師の中でも専門性の高い知識・技術が求められることから、どの歯科医院でも対応しているわけではありません。
医院の名称に「矯正歯科」が付けられている場合は、歯科矯正を専門に行っているところと判断して間違いないでしょう。

ただし、数ある診療科目のひとつとして、歯科矯正も行っているところもありますので、その点はご注意ください。
歯科矯正の具体的な治療法

歯科矯正では、専用の器具や装置を使って、歯の移動を行います。これは歯科矯正ならではの処置といえるでしょう。
例えば、虫歯治療であれば細菌に感染している歯質を削って、コンポジットレジンなどを詰める、歯周病であれば細菌の温床となる歯石を取り除くことが主な治療となるからです。
一方、歯科矯正はマウスピース型矯正装置やマルチブラケット装置などを使って歯に「矯正力」を働かせ、目標とする場所に歯を移動していきます。
歯は歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれるとても硬い骨に埋まっていることから移動速度は極めて遅く、1ヶ月で0.25~0.5mm程度動けば良い方です。
そのため歯科矯正の治療は数年に及ぶことも珍しくありません。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
大人になってから受ける歯科矯正は、マウスピース矯正とワイヤー矯正の2つに大きく分けることができます。
マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正は、その名の通りマウスピース型の矯正装置を使って歯を動かす方法で、比較的新しい治療技術といえます。メリットとして考えられるのは6点あります。
これらがメリットとして挙げられます。
その一方で、ワイヤー矯正ほど適応範囲が広くないというデメリットがあり、ケースによってはマウスピース矯正による治療を諦めなければならない方もいらっしゃいます。
マウスピースの装着時間を自分で管理しなければならない点もデメリットとして挙げられます。
ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正は、ブラケットという四角い装置と金属製のワイヤーを使って歯を動かす方法です。
最もスタンダードな歯科矯正なので、皆さんもよくご存知のことでしょう。矯正装置の性質上、歯の3次元的な移動が得意であり、ほとんどの歯並びに適応できます。
抜歯をして歯を大きく移動させなければならないケースでも何ら問題はありません。
つまり、歯並びを効率よく移動する上でワイヤー矯正は非常に有用なのですが、治療に多くのデメリットを伴う点も忘れてはいけません。
ホワイトワイヤーやセラミックブラケットを選択することで審美障害をやや改善することはできますが、マウスピース矯正と比べるとやはり“見た目が悪い”と言わざるを得ません。
デコボコとした装置が粘膜に当たって不快症状が現れることも珍しくありません。
その他、固定式の装置であるため食事や歯磨きがしにくいです。
通院頻度が比較的高いなどのデメリットが挙げられます。
マウスピース矯正ができない歯並び
マウスピース矯正ができない歯並びとしては、“骨格性の異常”に由来する歯列不正・不正咬合が挙げられます。
例えば、下の顎の骨が大き過ぎることで受け口となっているようなケースは、外科矯正でなければ根本的な改善は見込めません。
また、スペースの不足が著しく、抜歯をして歯を大きく移動させなければならないケースもマウスピース矯正ができないことも少なくありません。
スペースの不足が著しく、たくさんの歯を抜かなければならない歯並びは、マウスピース矯正よりもワイヤー矯正の方が向いています。
なぜなら、マウスピース矯正は歯を平行に移動する「歯体移動(したいいどう)」が得意ではないからです。
複数の歯を抜歯するということは、それだけ歯を大きく平行移動させなければならず、マウスピース矯正だけで対応できないことの方が多くなります。
一般的には、ワイヤー矯正を併用することで問題を解消します。
埋め込まれている
お口の中にたくさんのインプラントが埋め込まれている場合もマウスピース矯正が難しくなります。
そもそもインプラントというのは、歯根の部分に歯根膜という組織が存在しておらず、矯正治療によって歯を動かすことができないのです。
埋め込まれているインプラントが1~2本で、治療に支障をきたさないような位置であればマウスピース矯正も可能となりますが、計画を立てる際には工夫が必要です。
天然歯の移動にもさまざまな制限がかかる点にご注意ください。
軽度から中等度の歯周病であれば、事前に治療することで病状を落ち着かせることができます。
それが重度の歯周病では話が変わります。歯周病が重症化すると、歯を支えている顎の骨まで破壊が進んでいってしまうからです。
矯正治療では、骨を溶かして再生させる「骨のリモデリング」という現象が進む必要があり、重度の歯周病ではそれが難しくなります。
マウスピース矯正によって圧力をかけたら、歯が抜けてしまうリスクもあるでしょう。
マウスピース矯正クリニックの失敗しない選び方

昨今、マウスピース矯正に対応しているクリニックが急速に増えてきており、どこにお願いしたら良いのか迷われている方も多いことでしょう。マウスピース矯正クリニックによって、値段や立地、取り扱っている矯正方法などが大きく異なることから、医院選びは慎重に行う必要があります。
ここではそんなマウスピース矯正クリニックの失敗しない選び方のポイントを詳しく解説します。
値段
マウスピース矯正は、原則として自費診療となります。全国のクリニックでそれぞれ異なる料金を設定しているので、まずは相場にについて知っておきましょう。
◆マウスピース矯正の費用相場
マウスピース矯正もワイヤー矯正と同様、部分矯正・全体矯正の2つに大きく分けることができます。
矯正の費用相場・・・
部分矯正は400,000~500,000円程度
全体矯正は800,000円前後です
この値段を大きく下回ったり、逆に大きく上回ったりする場合は注意が必要です。
特別な医療機器や治療法を導入していたりしない限りは、適正な値段を提示しているクリニックを選んだ方が良いです。
◆マウスピース矯正の費用の内訳
マウスピース矯正の値段で注意しなければならないのは、費用の内訳です。
例えばクリニックのホームページで「マウスピース矯正を600,000円で受けられます!」と記載があった場合、そこにカウンセリングや精密検査、保定装置の費用なども含まれているのか確認することが大切です。
多くのケースでは、矯正の基本料金を提示しており、別途、精密検査や保定装置の費用が設定されています。
とくに毎回の診療でかかる調整料がいくらなのかは、正確に把握しておく必要があります。
マウスピース矯正は、標準的なケースでも1~3年程度通うことになるため、調整料が高いとそれだけ費用総額も膨らみます。
全国的なマウスピース矯正の調整料は、3,000~5,000円程度となっています。
通える場所かどうか
マウスピース矯正で失敗しないためのポイントとしては、クリニックの立地条件も極めて重要です。
全国的に有名な名医がいるクリニックでも、通うのに数時間かかったり、公共交通機関が使えない立地であったりすると、数年間の通院は困難となります。
その結果、途中で諦めて転院するくらいであれば、通いやすい立地で開業しているクリニックを優先的に選ぶようにしましょう。この点をリサーチの段階で意識するだけでも、クリニックをかなり絞り込むことができます。
矯正方法
ひと言でマウスピース矯正といっても、その種類は多岐にわたります。日本のみならず、世界でも一番なマウスピース矯正はインビザラインですが、それ以外にもキレイラインやアソアライナー、クリアコレクトなども広く普及しています。
ですから、マウスピース矯正のクリニックを選ぶ際には、ご自身の目当ての矯正方法に対応しているかどうかもチェックする必要があるのです。マウスピース矯正は、矯正の仕組みなど大まかな部分で共通しているものの、細かい部分ではそれぞれのシステムで異なります。
マウスピース矯正おすすめ10選
冒頭でも述べたように、マウスピース矯正にはいくつかの種類があり、クリニックによって対応しているブランドも異なります。
ここでは都内を中心としたマウスピース矯正に対応しているブランドやクリニック10選をご紹介します。
キレイライン矯正 (全国対応)
【国内最高峰 マウスピースブランド!】

矯正方法 | マウスピースブランド キレイライン |
矯正範囲 | 部分矯正(前歯上下12本) |
矯正料金 | 月々約3,000円~ |
治療期間目安 | 最短5ヶ月 |
通院頻度 | 1ヶ月半に2回程度または3ヶ月に2回程度(契約方法による) |
特徴 | 全国115院以上と提携 |
コース料金 | 初回税込み22,000円でお試し可能 2回目以降税込み55,000円 |
メリット | デメリット |
---|---|
矯正と同時にホワイトニングも対応可 リーズナブルで気軽に歯科矯正が始められる 前歯や部分矯正をお考えの方に最適 | 前歯や部分矯正メインなので、対応できない歯並びの方があります |
デンタルローンを利用して7回コース(税込319,000円)を頭金なし・96回払いで支払う場合の手数料抜き・税別の分割支払い金額です。
(※一部クリニックはローン非対応。信販会社や手数料はクリニックにより異なります)
キレイライン矯正口コミ評価も高く、比較的新しいマウスピース矯正ですが、年々、対応している歯科クリニックが増えてきています。
前歯部の部分矯正だけに対応した矯正システムで、リーズナブルに始められる点は、経済的なメリットが大きいです。
費用の目安も231,000〜319,000円と抑えめに設定されております。
マウスピース矯正の経済性を重視する人には強く推奨できます。
あーすマウスピース矯正Lab(新宿)【2022年インビザライン治療で日本一】
矯正方法 | マウスピースブランド インビザライン(2022年治療数日本一を獲得) クリアコレクト |
矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
矯正料金 | 98,000~660,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回程度 |
特徴 | レッドダイヤモンド受賞(年間症例数1000件以上) 他医院で対応できないケースも治療 オンライン診療も行っている |
全世界のトップ上位約1%のドクターのみが受賞できる、インビザライン全世界統一基準・最高ランクのレッドダイヤモンド・プロバイダー医師が担当いたしています。

年間マウスピース矯正2400症例以上、インプラント治療3000症例以上の実績を掲げる審美歯科専門医として「マウスピース矯正という手法を使った審美歯科」を提唱。歯を被せず、歯をぬかず、 綺麗な歯並びにして歯を漂白するという究極の審美歯科治療をご提供。

月々の調整費用を無料で行っており、価格の面でもおすすめです。他医院で断られた・他院で失敗した方のリカバリー矯正など他にはないサービスを提供しております。

オンライン診療も行っており、相談のしやすいクリニックです。
メリット | デメリット |
---|---|
全ての歯並びに対応(他院で断られたケースも対応可) インビザラインでは最もリーズナブル 症例数が多く、技術と信頼度が高い オンライン診療で気軽に相談ができる | 新宿にクリニックがあり、通院圏内かのチェックが必要 |
hanaravi(ハナラビ)

矯正方法 | マウスピースブランド ホワイトライン矯正 |
矯正範囲 | 部分矯正 |
矯正料金 | 月々4,700円~ ベーシックプラン:月額4,700円~ ミディアムプラン:月額7,100円~ プロプラン :月額9,500円~ 初診費用なし/追加費用なし/全額返金保証付き |
通院頻度 | 2週間に1度LINで写真の送付 |
治療期間目安 | 最短6ヶ月 |
特徴 | 経験豊富な厳選された医師のみが担当 初診費用なし/追加費用なし/全額返金保証付き |
総合評価 | ★★★★ |
hanaravi(ハナラビ)では365日対応のメディカルサポートチームがLINEでいつでも相談可能。
初診費は無料で月々4,700~とリーズナブルな金額設定となっています。
マウスピースは毎月は届けられて、またホワイトニングも並行して行えるため一石二鳥です。
ゼニュム(全国対応)

矯正方法 | マウスピースブランド ゼニュム(ZenyumClear) |
矯正範囲 | 部分矯正(6ヶ月程度で治療が完了) |
矯正料金 | 324,500円 |
通院頻度 | 治療が完了する6ヶ月の間に2回程度 |
特徴 | ゼニュムアプリで治療進捗度を確認可能 |
総合評価 | ★★ |
ゼニュムは、シンガポールに本社がある企業で、シンガポール、香港、インドネシア、マレーシア、台湾、タイ、ベトナム、日本のアジア8カ国でマウスピース矯正の事業を展開しています。
3~6ヶ月程度で終わる症例がメインの部分矯正で、費用は324,500円となっています。
独自に開発した「ゼニュムアプリ」を使えば、治療の進捗度をいつでも確認することが可能です。
通院頻度も治療期間が6ヶ月の場合は2回程度と低く、患者さんの心身にかかる負担が極めて少ないマウスピース矯正法といえるでしょう。
ホワイトライン

料金 | 月額3,000円~ |
治療期間 | 3か月~8か月 |
目安費用 | 22,000円~478,000円 |
検診料 | 初回検診:3,500円前後(クリニックにより異なります) 再検診:3,000円前後(クリニックにより異なります) |
解約 | 途中解約が可能 (マウスピース発注後のキャンセルおよび解約不可) |
支払い | ・現金・振込 ・クレジットカード ・デンタルローン |
提携院 | 32院 |
ホワイトライン矯正は通院型のマウスピース矯正サービスです。ホワイトライン矯正はマウスピース矯正の料金相場でもかなり安くで治療を受けられる点が魅力です。
ホワイトラインのプラン一覧
- 1回お試し :22,000円
- 4回セット :月額3,000円~ 一括176,000円 治療期間3ヶ月
- 7回セット :月額4,500円~ 一括319,000円 治療期間4.5-6ヶ月
- 10回セット:月額6,500円~ 一括462,000円 治療期間6-8ヶ月
- 10回セット+追加3回コース:月額8,000円~ 一括478,000円 治療期間8-9ヶ月
総額料金が安くコスパ重視の人におすすめです。60回まで金利手数料は無料となっております。
マウスピース矯正ローコスト(全国対応)

矯正方法 | マウスピースブランド マウスピース矯正ローコスト |
矯正範囲 | 部分矯正(前歯のみ) |
矯正料金 | 月々 3,000円~ 総額 220,000~440,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回 |
特徴 | 全国300院以上と提携 |
総合評価 | ★★★ |
マウスピース矯正ローコストは、その名の通りコストの低さを売りにしたマウスピースブランドです。
月々3,000から始められ、最短3ヶ月で治療が完了します。全国300院以上の提携歯科クリニックがある点も強みのひとつといえるでしょう。
ただ、費用の総額としては220,000~440,000円が目安となっており、キレイライン矯正よりも高いです。
ちなみに、池袋・新宿・渋谷・五反田・田町のピュアリオ歯科では、無料でマウスピース矯正ローコストのカウンセリングを実施しています。
透正堂歯科・矯正歯科 新宿セントラルクリニック(新宿)

矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
矯正料金 | 407,000~880,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回程度 |
特徴 | 2種類のマウスピース矯正に対応している |
総合評価 | ★★★ |
透正堂歯科・矯正歯科 新宿セントラルクリニックは、JR各線「新宿」駅より徒歩3分の立地で開業している歯科医院です。
インビザラインとキレイライン矯正の2つを取り扱っています。
部分矯正と全体矯正の両方に対応しており、費用は407,000~880,000円と極めて標準的です。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の「コンビネーション治療」に対応している点は特筆すべきといえます。
キレイライン矯正の症例を多数、ホームページで紹介していますので、関心のある方はチェックしてみてください。小児矯正にも対応しており、正統派の矯正歯科といえます。
コレクトデンタルクリニック(品川)

矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
矯正料金 | 266,200~880,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回程度 |
特徴 | 複数のマウスピース矯正に対応している。再矯正応援プランあり |
総合評価 | ★★★ |
コレクトデンタルクリニック品川院は、JR/各線「品川駅」から徒歩3分の品川プリンスホテル内で開業している歯科医院です。
マウスピース矯正とセラミック治療に力を入れている、審美治療が得意なクリニックといえます。
取り扱っているマウスピースブランドは、ホワイトライン矯正、クリアコレクト、インビザラインの3つで、費用も266,200~880,000円と幅が広いです。
ちなみに、ホワイトライン矯正とは、デジタル技術を駆使したマウスピース矯正で、3~9ヶ月程度で終わる軽度の症例が対象となっています。
いわゆる部分矯正であり、費用も自ずと安くなります。
コレクトデンタルクリニック品川院には、他院で矯正に失敗した、あるいは満足のいく結果が得られなかった場合の「再矯正応援プラン」がある点も魅力のひとつです。
神保町矯正歯科クリニック

矯正方法 | マウスピースブランド インビザライン アソアライナー |
矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
矯正料金 | 990,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回程度 |
特徴 | インビザラインの診療実績が豊富(ダイヤモンドプロバイダー) |
総合評価 | ★★★ |
神保町矯正歯科クリニックは、地下鉄神保町駅A5出口すぐ “徒歩0分”の立地で開業している歯科医院です。
取り扱っているマウスピースブランドは、インビザラインとアソアライナーの2つですが、その他にも表側矯正、裏側矯正、インプラント矯正、MFT、筋機能矯正装置など、矯正治療の分野はほぼすべて網羅しています。
費用は990,000円とやや高めに設定されていますが、矯正治療の質も高くなっているものと思われます。
とくにインビザラインの診療実績が豊富であり、ダイヤモンドプロバイダーの称号を有しています。
銀座矯正歯科

矯正方法 | マウスピースブランド インビザライン |
矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
矯正料金 | 495,000~990,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回程度 |
特徴 | 外科矯正が得意で幅広い症例に対応可能 |
総合評価 | ★★★ |
銀座矯正歯科は、銀座・有楽町駅から徒歩3分の立地で開業している歯科医院です。
取り扱っているマウスピースブランドはインビザラインのみですが、外科矯正に強く、幅広い症例に対応することが可能です。
部分矯正であるインビザラインライトであれば495,000円、全体矯正のインビザラインフルなら880,000~990,000円で治療が受けられます。
仮にインビザラインによるマウスピース矯正が難しかったとしても、その他の矯正法を提案してくれます。
白金台駅前歯科クリニック

矯正方法 | マウスピースブランド インビザライン |
矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
矯正料金 | 418,000~990,000円 |
通院頻度 | 2ヶ月に1回程度 |
特徴 | 幅広い矯正法に対応している |
総合評価 | ★★★ |
白金台駅前歯科クリニックは、その名の通り白金台駅前で開業している歯科医院です。
取り扱っているマウスピースブランドはインビザラインのみで、部分矯正と全体矯正の両方に対応しています。
表側矯正や裏側矯正も行っており、矯正治療に関する実績が豊富な歯科医院です。
一般歯科の治療も行っており、矯正中に虫歯や歯周病になった際も別の歯科医院を探す必要がありません。
マウスピース矯正のQ&A

ここでは、マウスピース矯正に関する質問にわかりやすくお答えします。
平均的な値段相場

マウスピース矯正の平均的な値段相場は、部分矯正と全体矯正で異なります。
“前歯部だけ”といった歯列の一部分のみを治療する場合は、300,000~400,000円程度が全国的な相場となります。
ただし、症状が極めて軽度であり、治療期間も3ヶ月程度で終わるようなケースでは、100,000~200,000円程度で矯正を受けられることもあります。
全体矯正に関しては、マウスピースブランドの種類によってバラつきが見られます。
マウスピース矯正の代名詞ともいえるインビザラインは比較的値段相場が高く、880,000~990,000円となっています。
キレイラインであれば、600,000~700,000円程度で全体矯正を受けられることも珍しくありません。
1日の装着時間の目安は?
マウスピース矯正に用いるマウスピースの装着時間は、ほとんどのマウスピースブランドで共通しています。

最低でも1日20時間以上の装着が目安となり、22時間程度を推奨するブランドが多いです。
マウスピース矯正は着脱式の装置を使用することから、1日の装着時間を守れないと治療そのものが前に進まないため、その点は十分に注意しなければなりません。
治療期間の目安は?
マウスピース矯正の治療期間の目安も部分矯正と全体矯正で大きく変わります。

部分矯正は症例にもよりますが、3~12ヶ月程度で終わることが多いです。
長くても15ヶ月程度で矯正が完了することでしょう。全体矯正は、1~3年程度の期間を要します。
マウスピース矯正そのものが比較的症状の軽いケースに適応されやすいため、1~2年で終わることも珍しくありません。
ただし、歯を動かした後には「保定処置」が待っています。
矯正の後戻りが生じないよう、その位置で歯を固定するための処置です。
一般的には歯の移動と同等の期間が必要となるので、全体矯正であれば1~3年保定することになります。
マウスピースのお手入れ方法
マウスピース矯正に使用するマウスピースは、歯磨きをするたびにお手入れする必要があります。
表面的な汚れは水道で流すことができますが、それだけでは不十分です。

歯ブラシや義歯ブラシなどを使って、マウスピースを傷つけないよう、やさしくていねいにブラッシングしましょう。
マウスピースは熱に弱い樹脂で作られていることが多く、熱湯による煮沸消毒は厳禁です。ぬるま湯であれば問題ありません。

マウスピースブランドや各デンタルケアメーカーでは、専用の洗浄剤を販売しています。そうしたケア用品も積極的に活用していくことが望ましいです。
矯正用マウスピースも入れ歯と同じように、ブラッシングなどの機械的な清掃では落とせない汚れた蓄積していきます。
そうした汚れを放置すると、虫歯や歯周病のリスクが上昇するため、洗浄剤による化学的清掃もお手入れのルーティンに入れることが望ましいです。
マウスピース矯正は何歳から可能?

マウスピース矯正は、いわゆる“歯列矯正”に該当するものであります。
それ以降であれば何歳になっても始められます。
ただ、インビザラインのように12歳より前に始められるマウスピース矯正を提供しているブランドもあります。
インビザライン・ファーストと呼ばれるシステムであれば、最も早くて6歳くらいからマウスピース矯正を始めることも可能です。
とはいえ、実際には7~9歳くらいの時期に始めることが多く、適応できる条件も細かく設定されている点にご注意ください。
マウスピース矯正は痛い?

マウスピース矯正は、標準的なワイヤー矯正よりも痛くないことが多いです。
なぜなら、マウスピース矯正では比較的弱い力で歯を動かすからです。日常生活に支障をきたす痛みが生じることはまずありません。
また、装置が薄く、歯列にフィットするよう設計されていることから、マウスピースを装着した時の痛みや不快感も極めて少なくなっています。
矯正中の虫歯は大丈夫?
マウスピース矯正は、食事や歯磨きの際に装置を取り外すことができます。

普段通りに食事を楽しめるだけでなく、歯磨きもストレスなく行えることから、矯正中に虫歯リスクが上昇することもありません。
もちろん、マウスピースのお手入れもしっかり行う必要がありますが、ワイヤー矯正ほどお口の中が不衛生になりやすいわけではないのでご安心ください。