自分だけ汗をかきすぎる、脇汗が多い……これは病気?脇汗の原因と具体的な対処法

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自分だけ汗をかきすぎる、脇汗が多い……これは病気?脇汗の原因と具体的な対処法

脇汗をかきやすい体質の人は、匂いや汗染みの問題に悩まされてしまうことも多いでしょう。

そもそも汗の量はそれぞれまったく違い、どのくらい違うのか人と比較する機会は限られていますから「自分って、ひょっとして汗かき?」と思いながら、抱え込んでしまう人も少なくありません。

「自分しか汗をかいていないタイミングがある」「脇汗をどうにかしたい」というとき、おすすめしたい対処法をご紹介していきます。

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新宿美容外科クリニック 形成外科医 井上 淳

記事監修者
新宿美容外科クリニック 形成外科医

井上 淳

日本形成外科学会の形成外科専門医としてあらゆる形成美容外科領域での基礎をもとに、25年にわたって多くの美容外科、整形の症例を経験。外科医としての豊富な知識や技術力からスタッフの信頼も厚く、また落ち着きのある性格や優しい対応も人気のドクター。スタッフや患者さまからは、脂肪吸引の匠と呼ばれて、親しまれている。
 気軽に受けていただける処置から、高度で複雑な手術まで、患者様に満足していただける最も適した「理想のボディライン、理想のフェイスライン」の追求をしている。カウンセリングは、優しい、初めてでもいろいろと丁寧に教えてくれる、と定評があり、患者様一人ひとりの様々な悩みに正面から向き合っている。

経歴
1992年 千葉大学医学部卒業 
千葉大学形成外科入局
以後、千葉大学および昭和大学の
関連形成外科勤務
2006年 都内美容外科クリニック 院長就任
2007~2013年 都内美容外科クリニック 総院長就任
2014年 新宿美容外科クリニック
総院長就任

脇汗の基礎知識

汗は「汗腺」と呼ばれる部分から排出されますが、汗腺そのものは誰でも持っているものです。

そしてすべての汗がいわゆる「汗くさい」ものではなく、エクリン腺と呼ばれる汗腺からでる汗は無味無臭と言われています。

汗腺にはエクリン腺、アポクリン腺と呼ばれるふたつの種類があり、それぞれ特徴が違います。

エクリン腺は、身体のあらゆる部分にあります。

体温調節につながる汗を排出し、身体の調子を整える役割を果たします。

一般的に汗くさいと考えられる汗はこのような汗ではなく、アポクリン腺から出る汗なのです。

アポクリン腺のある箇所は限られていますが、特に多いのが脇の下です。

アポクリン腺の汗が、皮脂などと混ざることによって独特の「汗くささ」が発生してしまいます。

変なタイミングで汗をかいてしまう理由

汗をかくタイミングとして、暑さを感じたときや運動をしたときが一般的ですよね。

「温熱性発汗」とも呼ばれるこの現象は、エクリン腺から汗を出すことで体温が上がりすぎないように行われます。

熱中症などの症状を引き起こしたとき「汗をかいていない」という状態に陥るのは、正常に汗をかかないことで身体に影響が出ているためです。

汗をかくことで体温が下がり、だいたい36〜37度に保てるようになります。

熱中症のほか、自律神経が乱れているときにも汗をかきにくくなるので注意が必要です。

また、暑さを感じていないときにも汗をかくことがありますが、そのようなケースは「精神性発汗」とされています。

強い緊張や不安のように、精神的な刺激を受けたきじんわりと汗をかく……という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

このようなタイミングで汗をかくのは、人間に備わった機能と言えます。

しかし、こうしたタイミングに該当しないときにも「自分だけが汗をかいている」「周囲は汗をかいていないのに、自分は汗だくで恥ずかしい」という思いをすることもあるでしょう。

また温熱性発汗や精神性発汗であっても、人より発汗量の多い人もいます。

その場合、多汗症かもしれません。

多汗症とは、人よりも汗腺が多いなどの理由によって、人より汗をかいてしまう症状のことです。

「全身性多汗症」と呼ばれる全身に汗をかきやすいものと「局所性多汗症」と呼ばれる一部分に起きる多汗症があります。

局所性多汗症は脇の下や足の裏といった、アポクリン腺が多くある部分に発生するのが特徴です。

脇汗の量が気になるときの対策方法

脇汗の対策で定番となるのが、制汗剤を使用した予防とこまめな拭き取りです。

汗をかかないように自力で予防するのは難しいため、「汗をかいたときに気になりにくい状態」を作るのが大切です。

制汗剤を使ったからといって発汗がなくわけではないものの、汗の量や匂いを抑えてくれるでしょう。

スプレータイプの制汗剤であまり効果を感じられなかった……というときには、より密着性の高いロールオンタイプを活用しましょう。

脇の下にもしっかり密着し、汗を抑えてくれます。

効果の持続性は製品によっても異なるため、必要に応じて細かな塗り直しをしましょう。

その際には、シートタイプのアイテムでしっかり拭き取ることで、脇汗が乾いて匂いを発する……という状態を防ぎやすくなります。

脇汗は服に付着したあと、そのままにしていると雑菌が繁殖し、匂い以外にもシミや黄ばみの原因となってしまいます。

黄ばみがついてしまったときには、漂白剤や重曹水を使ってしっかり落としてください。

脇汗が衣服に付着しないように予防するためには、脇汗パッドやシールなどを使用しましょう。

脇の下に脇汗パッドやシールを貼ることで、脇汗をしっかり吸い取ってくれます。

さらに脇汗対策用インナーなども展開されていますので、併用しながら予防しましょう。

脇汗や多汗症を根本的に解決するにはどうしたらいい?

予防や対策をすることによって脇汗や多汗症の不快感を抑えることはできますが、これらの方法では残念ながら根本的な解決にはなりません。

根本的な解決のためには、多汗症の治療が必要不可欠となります。

多汗症の治療は、クリニックで行います。

市販薬などを使った自己判断による対処法では、かえって身体に悪影響となってしまう可能性もあります。

必ず、医師による判断のもとで治療を行いましょう。

新宿美容外科クリニックでは、汗の原因となる汗腺へ直接アプローチする手術も行っています。

数の多すぎる汗腺を適切に除去することは、汗の原因に働きかけることにつながります。

薬による治療はどうしても時間がかかってしまうため、すぐに対処したいという人には特におすすめできるでしょう。

手術内容や金額など、不安な点はまずはお気軽におたずねください。

まとめ

汗をかく量は人によって違いますが「明らかに汗をかきすぎている」と感じるのであれば、多汗症に該当するかもしれません。

汗をかく量を自力でコントロールするのは難しいものですから、事前の予防や対策で不快感を抑えるように心がけましょう。

汗を根本の原因から解決したいなら、新宿美容外科クリニックへご相談ください。

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