稗粒腫（はいりゅうしゅ）とは？目元にぶつぶつが出たら要注意！

2023年10月10日

稗粒腫とは？

稗粒腫（はいりゅうしゅ）とは、お肌の表面にできる肌トラブルのことです。

稗粒腫は1～2㎜ほどの小さなできものであり、顔を中心にぽつぽつとできることから、なにもしていなくとも目立ってしまいます。

色は一般的には白っぽいものが多いですが、中にはやや黄色っぽいものもあります。

お肌本来の色に比べると、目立つように感じてしまうかもしれません。

さらに触ってみると、やや硬さを感じるでしょう。

一見、ニキビのように見えるかもしれませんが、ニキビと違って広い範囲にぶわっと広がることはありません。

ただし場合によっては、一箇所にまとまって発生する場合もあります。

稗粒腫の症状とは？

稗粒腫は、ケラチンと呼ばれるタンパク質によってできる角質が原因となって発生します。

ケラチンそのものは決して悪質なものではなく、髪の毛や皮膚、爪を作る上で必要な成分です。

しかし、ケラチンによって角質ができたあと、そのままうまくターンオーバーせず毛穴に詰まってしまうと、ポツポツとしたできものができてしまいます。

感染症のように人にうつったり、著しい健康被害が起こったりはしにくいものの、放っておけばそのうち治る……という状態にはなりにくいので注意が必要です。

対処法としては、医療機関の受診による適切な処置が挙げられます。

稗粒腫ができやすいのはどのような部分？

稗粒腫は前述のように、顔の周りにできることが多いという特徴があります。

その中でもまぶたや目の下といった目元は、稗粒腫ができる定番の部分と言って差し支えないでしょう。

そのためもし、目元に気になる症状がではじめたら「稗粒腫かな？」と疑ってください。

そのほかに、人によっては鼻の周り、あご周りにできる場合もあります。

特に子どもの場合は、大人と違って目元にだけできるわけではなく広範囲にでやすい傾向にあるのが特徴です。

汗をかきやすい人や皮脂分泌が盛んな人は、そうした部分を中心に稗粒腫の症状がみられやすくなるでしょう。

稗粒腫の原因とは？

稗粒腫にはさまざまな原因がありますが、もっとも多いのはお肌への刺激です。

強い刺激を受けると、皮膚の組織が壊れ稗粒腫の原因となってしまいます。

とりわけ切り傷や刺し傷のような傷跡、火傷・皮膚炎の跡、手術跡、水ぼうそう跡などにできてしまうことが多いようです。

そのほかにも、目元が気になってついついこすってしまうことによって、稗粒腫を招きやすくなるので注意しましょう。

さらに角質づまりによってできる稗粒腫は、皮脂分泌が過剰だったり、お肌のターンオーバーが正常でなかったりすることも原因となります。

もともとお肌のターンオーバーが乱れがちな人や過剰に汗をかきやすい体質の人であれば、稗粒腫の悩みが生まれやすいと言えるでしょう。

さらに稗粒腫は、女性のほうがよりできやすい、また加齢によってさらにできやすくなる、というようにも言われています。

もちろんすべてのケースに必ず共通する条件ではありませんが、満たしている条件が多くなるほどに注意が必要になるでしょう。

気になる稗粒腫は新宿美容外科クリニックにご相談を

稗粒腫をはじめ、気になる顔周りの肌トラブルはクリニックを受診し、適切な処置をしなければいけません。

新宿美容外科クリニックでは、一人ひとりのお肌の状態を見極めながらそれぞれに合った治療をご提案いたします。

稗粒腫だけでなく、ニキビや炎症、たるみ、シミ、シワといったお肌のトラブルも、早いうちから最適な対応をすることが大切です。

美容皮膚科として高い意識を持つ新宿美容外科クリニックは、目覚ましく進歩する治療法を駆使しながら、一人ひとりが美肌をキープできるよう全力でサポートいたします。

まずはカウンセリングからスタートして、肌質や生活習慣も踏まえながら適切な治療を検討しましょう。

まとめ

主に目の周りに発生する、ぶつぶつ、ぽつぽつとした肌トラブルは一見ニキビなどに見えるかもしれませんが、稗粒腫の可能性があります。

その場合、適切なケア方法も変わりますので「もしかして稗粒腫？」と思われるような症状が出てきたときには、早めにクリニックへ相談しましょう。

新宿美容外科クリニックでは、さまざまな可能性を考慮しながら最適な措置を検討し、美しいお肌の実現をサポートいたします。